流れ星って、何が光ってるの?
流れ星は、遠くの星ではありません。小さなチリが、地球の大気に飛び込んできたときのエネルギーで光る現象です。見えている時間は、1秒以下から長くても5秒程度。ごくまれに10秒ほど続くこともあります。
光っているのは、地上から数十キロメートル
流れ星は、地面から高さ数十キロメートルのところで光っています。もとになる小さなチリが大気に飛び込んできたときのエネルギーで発光し、そのまま大気の中で蒸発してしまいます。地面まで届くことは、ほとんどありません。
とくに明るい流れ星(だいたい−4等より明るいもの)は「火球(かきゅう)」と呼ばれます。日本全国では、平均すると1か月に数個ほど目撃されています。
流星群は、毎年くり返す
1年を通じて、10以上の主要な流星群が活動していて、ほぼ毎年くり返し見られます。流星群の期間中は、いつもより多くの流れ星が現れます。流星群に属さない流れ星は「散在流星(さんざいりゅうせい)」と呼ばれます。
日本でよく知られる三大流星群は、次のとおりです。
- しぶんぎ座流星群: 12月28日〜1月12日ごろ・極大は1月4日ごろ・空の暗い場所で1時間に約30個
- ペルセウス座流星群: 7月17日〜8月24日・極大は8月13日ごろ・約40個
- ふたご座流星群: 12月4日〜12月20日ごろ・極大は12月14日ごろ・約60個
この数はどれも、空の暗い場所での目安です。街あかりの中や、極大の時期以外は、数分の1以下になります。
チリのもとは、彗星が通った軌道に残る小さなチリ。彗星の軌道と地球の軌道が交差する位置に来ると、そのチリがまとめて大気に飛び込んできます。これが流星群の正体です。
見るときのコツ
- 流れ星は、夜空のどこにでも現れます。方角を決めて構える必要はありません
- ただし、月がある方向は避けましょう。明るい月が出ていると、暗い流れ星は月明かりに隠れて見えなくなります
- 見える数は、観察場所の空の明るさ次第。市街地では、予想される数の数分の一しか見えないこともあります。空が広く見渡せる場所がおすすめです
- 目が暗さに慣れるまで、15分ほど待ちましょう。望遠鏡や双眼鏡は視野が狭くなるので、かえって不要です
よぞらのトップページの流星群カードに出てくる「街の中では数分の1以下」「見るなら◯時ごろ」という表示は、この記事の内容が根拠になっています。
出典
最終更新: 2026-07-28